レニー・クラヴィッツ、パリ・オペラ座で口論
レニー・クラヴィッツ(53)が21日、パリ・オペラ座にてチョコレートを巡って口論を起こしたという。
現在パリでニューアルバムをレコーディング中のレニーだが、オペラ座にてパリ・オペラ座バレエ団のオープニングに出席した際、黒のネクタイ着用というドレスコードを守らなかったようだ。代わりにレザーのパンツにジャケット、サングラスにボタンを外し開襟した水玉のブラックシャツという出で立ちで現れたレニーは、照明が落ちてショーが始まる直前にお菓子を紐解き始め、前席にいた男性を激高させたという。
目撃者によるとその男性は「しーっ!物を食べるな!食べ物禁止!」と話しかけたという。するとレニーは席を立ち男性の前に仁王立ちし「俺に指図するんじゃねえ」と叫んだが、男性も負けじと「ここはフランスだぞ!」と怒鳴り返したそうだ。
ニューヨーク・ポスト紙のページ・シックス欄によると、その後レニーはそばにいた女性につかまれ「あなたはこの方が誰かわかってらっしゃらないようね!」と言われたようだが、「そんなの関係ねぇ。俺にいちいち口出しするな!」と返したという。
この状況はそばにいた観客にとって気まずいものだったらしく、目撃者は「とても不快でした。レニーはこの光の都パリでその男をブラックアウトさせるような勢いでした」と語っている。
その後、レニーは席に戻り、数分後には退出、15分が過ぎたところで再度戻り残りのショーを鑑賞したようだ。
しかしショー自体がレニーの気分を落ち着かせたようで「2人は双方の誤解に詫びをするかたちで、謝り合いハグもしていました」と目撃者は続けた。
また、レニーの友人の1人はこう明かしている。「レニーはスタジオから劇場に来たんです。チョコレートを持ち込んだところ、男性の怒りを買ったようですね。彼は自分の曲『レット・ラヴ・ルール』を地で行く人間なんです」
(BANG Media International)