トミー・ヒルフィガーの私物がオークションに
トミー・ヒルフィガー(66)がチャリティーのために私物のオークションを開催する。
自身のブランドを1985年に立ち上げたトミーだが、何年にも渡って収集したという美術品や服、家具類を来月21日にジュリアンズ・オークションでオークションにかける予定だ。
収益の一部はトミー自身も情熱を捧げるという自閉症当事者の団体オーティズム・スピークスに寄付されるという。
WWDに対してトミーはこう語った。「ジュリアンズと提携してオークションを開催し、その利益は僕が情熱を注ぐオーティズム・スピークスに行くんだ。ワクワクするよ。僕の大好きなファッション、アート、音楽、エンターテイメントから派生した色々なアイテムが出品されるよ。ポップカルチャー史の代表でもあるマリリン・モンローのデニムパンツやミック・ジャガーのレザーベスト、アンディ・ウォーホルや、ライザ・ミネリ、トルーマン・カポーティに関するものもある。僕はアメリカ美術や文化に関する長年のコレクターなんだ。何年もの間所有していた喜びを今度は他の人に味わって欲しいね」
放出されるコレクションの中には2000ドル(約23万円)から4000ドル(約45万円)の落札予想価格が付けられているトミー本人のサイン入りギブソンのギターES-335や、サイン入りデヴィッド・ボウイのタロットカード、トミーの妻ディー・オクレッポ所有のヴィンテージのデザイナードレスもある。
また、トミーが言及したマリリンのデニムは『帰らざる河』で身に付けたものであり、ウォーホルの版画は10万ドル(約1100万円)になる見込みだという。
他にもラルフローレンのラ・ボエーム・ルイ15世デスク、エルメスの折りたたみ家具ピッパ、アンティークのキャビネットや花瓶などが出品予定だ。(BANG Media International)