ワインスタインのセクハラ騒動、アンジェリーナ・ジョリーとグウィネス・パルトロウも被害を告白
ハーヴェイ・ワインスタイン(65)のセクハラ騒動において、アンジェリーナ・ジョリーとグウィネス・パルトロウも被害に遭っていたことを明かした。ハリウッドの大物プロデューサーであるワインスタインはおよそ30年間に渡って女性職員にセクハラ行為をはたらいてきたことが先日明るみになったが、今回グウィネスとアンジェリーナがそれぞれ自らの被害経験をニューヨーク・タイムズ紙に明かした。
グウィネスは『Emma エマ』の主演にキャスティングされた22歳の時、ワインスタインから寝室にマッサージに行こうと誘われたといい、断った後に当時の恋人であったブラッド・ピットに打ち明けたところ、その後ブラッドがワインスタインに問い詰めるに至っていたという。
そしてアンジェリーナは過去にホテルでワインスタインから迫られ、拒否してからというもの、ワインスタインとの仕事を一切しないことに決めたと明かしている。
そんな中、セクハラ疑惑の浮上した当時には夫を支えているとされていた妻ジョージナ・チャップマンが離婚の意向を明らかにした。2007年にワインスタインと結婚し、7歳と4歳の子供をもうけているマルケッサのデザイナーであるジョージナは、夫の行為が「許し難い」ものであるとして、現在は子供のことを最優先にするとコメントを発表している。
一方で、リンジー・ローハンはワインスタインを擁護するコメントを出していた。ワインスタインが製作総指揮を務めた2013年作「最終絶叫計画5」に出演していたリンジーは、現在のワインスタインに対する非難が「間違っている」とし、妻ジョージナも夫を擁護すべきだと発言した動画をインスタグラムに投稿していたが、現在では削除されている。
ワインスタイン本人は先日に被害者女性に対するコメントを出して以来、沈黙を保っているが、性依存症の治療を専門とするヨーロッパ内のリハビリ施設に向けて10日(火)にアメリカを発ったと言われている。
(BANG Media International)