エルトン・ジョンのラスベガス定期公演、来年をもって終了
エルトン・ジョン(70)が恒例だったラスベガスでの自身の定期公演「ミリオン・ダラー・ピアノ」を来年終えることを発表した。
ラスベガスのリゾートホテル、シーザーズ・パレス内にあるコロシアムで14年間に渡って行われてきた同公演に対して同ホテルのプレジデント、ゲイリー・セレズナー氏は長年に渡って極上のエンターテインメントを届けてくれたとしてエルトンをこう称えた。「10年以上に渡ってエルトン・ジョンと彼のバンドは我々のホテルのコロシアムのステージを彩り、あらゆるヒット曲を披露してくれました」「エルトン・ジョンの定期公演がコロシアムで行われるショーの基準というものを設定してくれたのです。この場所をホームとして450もの記憶から離れることのない公演をしてくれたエルトンに我々は感謝してもしきれません」
また、2009年から2年間の休演の後2011年9月に再開された同定期公演だが、今年になってエルトンは南米で感染症を患い公演の一部が中止されていた。しかし快方に向かったとのことで、最終定期公演は来年4月28日から開始、最後のさよなら公演は5月19日に予定されている。
ラスベガスへのエルトンの愛は深く、先日にも今月1日に同地で行われていたカントリー音楽祭にて発生した乱射事件に関して地元紙にこう語っていた。「信じられないんだ。ここは僕にずっと優しくしてくれた街だったから。ミュージシャンとして僕はこの地を訪れ続けてきた。心の大きな場所を占める街なんだ」
(BANG Media International)