マイケル・ジャクソンの博物館がオープンを前に閉鎖!?
オープンよりも前に閉鎖の危機に瀕しているマイケル・ジャクソンの博物館があるようだ。マイケルの大ファンだというノルウェー出身のリチャード・フォッサース氏は、ヘンリー・ヴェラ氏と共同で自身の所有する3000点以上に上るマイケル関連の品々を展示するプロジェクトを進めていたが、展示会場が見つかっていないという。
フォッサース氏はヴェラ氏にハリウッド内に敷地を見つければ事業の30パーセントを提供するというオファーをしていたものの、ヴェラ氏はそのような契約が交わされていないとして法廷争いになっている。フォッサース氏はまた、ヴェラ氏に貸したという2万ドル(約230万円)も返済されていないとして、その全額の返済と損害賠償、双方間の同意事項の無効を求めてヴェラ氏を訴えているとザ・ブラストは報じている。
しかし、マイケル本人による「スリラー」のサイン入りジャケットなども展示が見込まれていたこの博物館はマイケルの遺産管理団体から設立の承認を得ておらず、会場が確保されていたとしてもオープンに至らなかった可能性もある。
「スリラー」のアルバムジャケット写真でマイケルが着用していた白のスーツをはじめ、同ミュージックビデオで着ていた赤のレザージャケット、「ビリー・ジーン」のライブで着ていたスパンコールの手袋や帽子など、マイケルの記念品は世界各地で展示されてきており、他界して間もない2009年後半にはロサンゼルスのグラミー・ミュージアムにも並んでいた。
(BANG Media International)