ジョン・レノンのクリスマスカードがオークションに
故ジョン・レノン直筆のクリスマスカードが1万5千ドル(約170万円)で売りに出されている。
1980年に40歳の若さでニューヨーク、マンハッタンにおいて銃弾の犠牲になったジョンだが、今回MomentsInTime.comを通して売りに出されている手紙は、妻オノ・ヨーコの元夫アンソニー・コックスとその娘のキョーコ・コックスに宛てて書かれたもので、ヨーコがトニーよ呼ばれていたアンソニーの家から引っ越すことについての内容だという。
文面にはこう書かれている。「トニーへ、大体のものはすべて運び出したよ。もし君の物や必要とする何かを含んでいたとしたら(あわてないで!)」「君のところに持っていくか送り返すから。それで大丈夫だといいけど」「メリークリスマス」「ジョンとヨーコより」
この手紙には他にも1968年のヨーコのコンサートのマスターテープや、2本のショートフィルムの在り処をアンソニーに尋ね、「それらが見つからなかったんだ」と記されていたり、キョーコに対して「親愛なるキョーコへ、メリークリスマスそしてハッピーニューイヤー。たくさんの愛とキスを込めて。ジョンとママより」と綴った文面も散見される。
ジョンの品といえば昨年2月には1967年製作の映画「僕の戦争」に出演した際に切った10cmほどの髪の毛が3万5千ドル(約400万円)で落札されたほか、過去にはロールスロイス・ファントムVが223万ドル(約2億5千万円)、「愛こそはすべて」の歌詞が125万ドル(約1億4千万円)の値で売却されていた。
(BANG Media International)