ケヴィン・スペイシー、2017年国際エミー賞功労賞が取り消し

 ケヴィン・スペイシーが先日のセクハラ疑惑を受け、受賞予定であった2017年度国際エミー賞功労賞を取り消された。1986年に当時若干14歳であった俳優のアンソニー・ラップに対して性的行為を求めたとされるケヴィンは、国際テレビ芸術科学アカデミーよりその長年のキャリアを称えられる予定となっていたが、同団体は今回、その栄誉をはく奪すると発表した。

 「国際テレビ芸術科学アカデミーは本日、最近の出来事を受け、ケヴィン・スペイシーに2017年国際エミー賞功労賞を授与しないという決断に至ったことを発表いたします」と声明が出されている。

 ケヴィンはその多才さを評価され、同賞を受け取ることが今年の6月に発表されていた。当時、同団体の会長兼CEOのブルース・L・ペイズナー氏は「ケヴィンは我々の業界において、最も多様な才能を持ち合わせた人物の1人です。多数の映画やテレビにおけるその演技からロンドンのオールド・ヴィック・シアターにおける芸術監督業務まで、そして『ハウス・オブ・カード 野望の階段』における卓越した製作や演技の能力など、存在する全ての山を乗り越えてきたと言えます。我々は功労賞を受賞してもらうことに感激しています」とケヴィンを絶賛していた。

(BANG Media International)

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