ケヴィン・スペイシーのセクハラ疑惑 で主演作中止へ
ケヴィン・スペイシー(58)にセクハラ疑惑が持ち上がったことで、ケヴィン主演のテレビシリーズ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』がキャンセルされた。同シリーズを放送しているネットフリックスは、来年に最後となる13エピソードを放送すると声明で発表した。「メディア・ライツ・キャピタルとネットフリックスは、昨日報道されたケヴィン・スペイシーに関するニュースによって大変な問題が発生しました。そのニュースに対応するため、それぞれ2社のエグゼクティブらがボルチモアに到着し、キャスト陣やスタッフが引き続き安心して仕事に取り組み、サポートを受けられることを再確認するためにミーティングを開きました。以前から予定されていた通り、ケヴィン・スペイシーは現在撮影には参加していません」
しかし、その後には『ハウス・オブ・カード』のスピンオフ作を制作中であることが報じられている。ヴァラエティ誌によれば、ネットフリックスとメディア・ライツ・キャピタルはマイケル・ケリー演じるダグラス・スタンパーなどのキャラクターに焦点を当てた作品を検討しているようで、エリック・ロスが脚本を執筆する方向のようだ。
同ドラマでフランシス・アンダーウッド役を演じているケヴィンは、アンソニー・ラップが1986年、14歳の時にケヴィンから性的な関係を求められたと名乗り出たことで、当時の様子が明るみに出ていた。それに対して、ケヴィンはゲイであると告白し、ツイッターに謝罪文を掲載しており、その中で「ラップのストーリーにこれ以上ないくらいゾッとしているものの、その話を本当に覚えていない」と主張している。
(BANG Media International)