ティンバランド、鎮痛剤の飲み過ぎで死にかけていた!?
ティンバランドは鎮痛剤の過剰摂取により死にかけたことがあるそうだ。ジェイ・Zやジャスティン・ティンバーレイク、ケイティ・ペリーなどを手がけたことでも知られる大物プロデューサーのティンバランドは、3年前に常用していた鎮痛剤のオキシコドンを過剰摂取したことで命を落としそうになったのだという。
「一筋の光が見えたとだけ言えるよ。水中にいるかのような感じで、息をしようとして目を覚ましたんだ」と当時を振り返る。
ティンバランドは10代の時に受けた銃弾による古傷が原因で10年ほど前から鎮痛剤を服用し始めたのだというが、徐々にそれなしでは生きられないようになっていったという。ローリングストーン誌とのインタビューでこう語る。「音楽とは恵みであり呪いなんだ」「常に頭に流れているから、薬がその音を消してくれる。それで1日中寝ていたものさ。ジェイ・Zが『もうインタビューをやるな』と言っていたのを覚えているよ。俺がへんなことを言いだすからってね」
その影響が仕事にまで及んでいたこともあるというが、現在は人生や仕事においても全く異なる見方を持っているそうだ。「その経験で自分の人生を見つめ直した。自分が変わらなかったどうなるか、変わったらどうなれるかってことをね」「マイケル・ジャクソンのことを想ったよ。歳を取った時にこんな薬に頼って生きたくないと思った」
現在数々の新作を手がけているというティンバランドだが、新人アーティストとの作品にも目を向けているようだ。「今は自分の力で何かお返しとなることができないかと考えてる」「それは現代の若者を発掘するという意味さ。クインシー・ジョーンズを見てごらんよ。彼は50歳の時に『スリラー』を手がけたんだ。俺の『スリラー』は何だろうってことさ」 (BANG Media International)