コートニー・ラブ 未払税金を無事納める

 コートニー・ラブ(53)が滞納していた税金を無事納めたようだ。

 2012年からアメリカ合衆国内国歳入庁に対し31万9749.27ドル(約3600万円)を未納していたコートニーだったが、無事に支払いを済まし、先月になって財産差し押さえのタックス・リーエン(租税先取特権)が解除されたという。

 ザ・ブラストによればコートニーは昨年には2009年から2011年までに未納していた税金26万6000ドル(約3000万円)を支払い終えたようだ。

 一方、昨年コートニーと娘のフランシス・ビーン・コバーンは夫のカート・コバーンの遺体写真を公開させないようにするための訴えを起こしていたところだった。

 ニルヴァーナのフロントマンであったカートは1994年、自宅でショットガンにより死んでいたところを発見され、警察の調べにより自殺と断定されたが、ジャーナリストで陰謀論者のリチャード・リー氏がカートは何者かに殺されたのだと訴えていた。

 しかし、コートニーとフランシスは昨年、リー氏の見解に終止符を打つべく訴訟を起こし、もし写真が公開されれば、「子供の頃からのフランシスの心的外傷後ストレスを更に深刻なものにするだけでなく、動転したストーカーや狂信的な人間による脅迫を助長し、物理的に娘と母親を危険にさらすことになる」と主張していた。

 2016年にも、コートニーはリー氏に対して、カートの死を悪用し、自分や家族、友人に何年にも渡って付きまとい辱め、自身の安全に対して恐怖を覚えているとして訴えを起こしていた。

 また、以前コートニーはカートの死について、「人生の中で最もトラウマを植え付けられた経験」であるとし、「肉体的に錯乱状態、感情的にも今日まで苦しみ続けている」と告白していた。

 一方のフランシスも父の死に関するトラウマについて、自身の全人生を通して取り組まなければならなかったと明かしていた。(BANG Media International)

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