デミ・ムーア、自宅プールで起きた死亡事故を巡る裁判で和解
デミ・ムーア(55)が2015年に自宅のプールで起きた男性の死亡事故に対する裁判で和解に至った。デミのロサンゼルスにある自宅で行われた、デミの使用人主催の小さなパーティーに訪れていたエデンニルソン・スティーヴン・ヴァレさん(当時21歳)が、プールの底で遺体となって発見されていた。当時自宅にいなかったデミだが過失を問われて遺族から訴えられ、無罪を主張していたが、今回両者は同意に至った模様だ。TMZによると、法的書類には「両者は同意に至り、本件を棄却するよう求めている」と記されているという。
事故当時、デミは自宅にはいなかったものの、この死亡事故についてショックを受けていると後に声明文を発表していた。「非常にショックを受けています。娘たちに会うため海外にいたのですが、その時この悲劇を知らされたのです」「子どもを亡くすことは想像を絶する悲劇です。この事件の関係者全てのプライバシーの尊重のため、どうかご理解をお願いします」
当初、遺族側はデミの邸宅ツリー・ハウス・トラストの持ち主とデミの個人アシスタント、そして匿名のパーティー主催者を起訴していたが、その後「プールにはかなりの深さがあったにも関わらず、深度を示すものや安全標識などがなかった」としてデミの名も加えられていた。
ヴァレさんの両親は、プールの周辺は岩で囲まれていたためつまずく危険性があり、飲酒とプールの危険なまでの高温が死因だと訴えていた。泳げなかったというヴァレさんはプールを囲んでいた岩につまずいて転落し死亡したものとみられている。
当初ヴァレさんの両親は2万5000万ドル(約280万円)以上の賠償金を求めていたが、今回同意に至ったという内容は明らかにされていない。
(BANG Media International)