ジェームズ・フランコ、セクハラ疑惑を否定
ジェームズ・フランコがセクハラ疑惑を否定した。先日行われたゴールデン・グローブ賞では『ザ・ディザスター・アーティスト』でコメディ/ミュージカル部門の男優賞を受賞したジェームズだが、時期を同じくして『ブレックファスト・クラブ』などで知られるアリー・シーディら複数の女性からSNSで過去のセクハラ行為が指摘されていた。
ジェームズは『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』に出演した際、それらのツイートについてコメントを求められると、「読んでいないんだ。聞いただけだよ」「アリー・シーディに僕が何をしたのか見当もつかないんだ。彼女とは素晴らしい時間を過ごした覚えしかないから。全く持って尊敬心しか抱いていないよ」と答えた。
式典中アリーは「ジェームズ・フランコが受賞した。私が映画やテレビ業界を離れた理由は聞かないで」などとツイートし、セクハラ抗議キャンペーンの「#MeToo」も持ち出していたが、現在では削除されている。
ジェームズは今回の番組出演でも、7日の式典中に焦点となっていたセクハラ抗議の「タイムズ・アップ」を全面的に支持すると宣言した。「僕は受賞したことをとても喜んでいたけど、あの晩の会場の雰囲気はとても力強かった。僕は変化を支持するよ」。
そして今回ツイッターで浮上した疑惑について、「僕は人生において、自分の行動に責任を持つことを誇りとしてる。自分の健康を維持するためにそうする必要があるから。変化が必要な時にはいつだってそうする。公表して発言する人たちは全面的に支援するよ。だって長年それを出来なかったわけだからね。どんなかたちでもそれを止めたりなんてしたくない」。
「もし自分が何か間違いを犯したのなら、僕はそれを正すよ。そうしないとダメだろ。世の中、そういうものさ」とコメントし、タイムズ・アップに触れ、「耳を傾けることが重要なんだ。だから僕は間違ったことに耳を傾け、そこから学び、見方を変えるつもりだ。その気が間違いなくあるし、そうしたいんだ」と続けた。