メリル・ストリープ、トム・ハンクスのオスカー落選に大ショック!
メリル・ストリープは、トム・ハンクスがこの20年近くアカデミー賞のノミネートを受けていないことに衝撃を受けているという。
メリルは、トムが17年間同式典での受賞を逃し続けていることに驚き、今年こそはと期待していたことを「エンターテイメント・ウィークリー」に語った。
「トムは17年もオスカーのノミネートを受けていないのよ。正直ショックだわ、だって彼は常に高いレベルで仕事している人だもの。(『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』の)ベン・ブラッドリー役なんて特に力強さを感じるわ。トムは私たちが想像もしえなかった新たな一面を見せてくれたのよ」
そんなトムは、最近同作出演の理由をこのように明かしていた。
「この作品は途方もないくらい現代に通じると思ったよ。特に注目すべきところは(ワシントン・ポスト社社長の)キャサリン・グラハムが記者キャサリン・グラハムになった瞬間を描いているところだね。かなりヒューマンドラマの要素が強いと思うよ。僕は一見してこれは古い時代の物語ではないと感じたんだ。グラハムとベン・ブラッドリーの2人には特に本質的な人間性が見て取れると思うよ」
「ブラッドリーはグラハムに愛情深く接していた、彼は彼女の考え方に非常に共感していたからね。それにブラッドリーはグラハムの全人生をかけて証明した地位をとても尊敬していたんだよ。しかし彼は同時に新聞社としての役割に確固たる思いがあった。ベンは社会における言論界の立場というものを理解していたんだね。だからこそ全ての記者たちが1つになれたのかもしれない、これってかなり先見の明をもったストーリーだよね。現代にも驚くほどの類似点を見つけることができるし」
(BANG Media International)