ロバート・ワグナー、女優ナタリー・ウッドの死の重要参考人に
ロバート・ワグナー(87)が、40年前の女優ナタリー・ウッドの死にまつわる重要参考人として名前が挙げられている。1972年から亡くなる1981年までナタリーと結婚していたロバートだが、この6年間本件を再調査している警察が今回、ナタリーが失踪する前に最後に会ったのはロバートであったと結論付けていることを明かしている。
CBSによる『48 Hours』のドキュメンタリー『ナタリー・ウッド:デス・イン・ダーク・ウォーター』の予告で、ロサンゼルス郡保安局のジョン・コリン警部補はこう話している。「6年間に渡って本件を調査してきましたが、ワグナー氏は重要参考人以上の人物となってきています。ナタリーの姿が消える前に最後に一緒にいたのはワグナー氏であることはもう分かっているのです。目撃者の証言と一致する詳細についてはまだワグナー氏に話していません。ワグナー氏は毎回少しずつ違った話をしているので、彼の語ることはつじつまが合わないのです」
ナタリーは1981年11月にカリフォルニアのサンタカタリナ島で家族のヨットに乗っていた後、水中に浮かんだ状態で遺体が発見されていて、船長のデニス・ダバーン、ロバート、俳優のクリストファー・ウォーケンらと一緒だったという。当時は2週間に及ぶ調査が行われたが、事故死だとされていた。
しかし2011年にロサンゼルス郡保安局は調査を再開し、その1年後にロサンゼルス郡検視官事務所が死因は「溺死とその他未確定の要因」によるものだと死亡証明書を修正している。
(BANG Media International)