MCハマー、元テンプテーションズのデニス・エドワーズに哀悼の意
MCハマーが先日亡くなった元テンプテーションズのデニス・エドワーズに追悼の言葉を送っている。75歳の誕生日を翌日に控えた今月1日に旅立ったデニスについて、ハマーは本人のライブ動画と共に、「R.I.P.デニス・エドワーズ。俺のお気に入りのミュージシャン。いいソウルを持った偉大なアーティスト!」と2日にツイートした。
他にもモータウンのシンガー、マーサ・リーヴスが今回の訃報についてデトロイト・フリー・プレスに「心が本当に重い。大槌で殴られたような衝撃だわ」と悲しみの胸中を明かした。
この悲報についてデニスの事務所側は「彼は素晴らしいパフォーマーでシンガーでした。テンプテーションズ全員がデニスの死を嘆き悲しんでいます」と声明を発表している。その中で具体的な死因については触れられていないものの、複数の米メディアによると、死因は昨年春にデニスが感染症で病に倒れた後、髄膜炎関係の合併症を患っていたことにあるとされている。
アラバマで生まれ、デトロイトで育ったデニスは1968年にデヴィッド・ラフィンがテンプテーションズをクビになったことで、その後任のリードシンガーとして同グループに加入した。類まれなるヴォーカルで『パパ・ワズ・ア・ローリン・ストーン』『ボール・オブ・コンフュージョン』といったヒット曲を発表するも、同グループがモータウン・レコードから離れた後、自身も1976年に同グループを脱退した。その後再加入を果たし同グループ80年代の名曲にも参加した。(BANG Media International)