スパイス・ガールズ、レコードレーベルを設立?
スパイス・ガールズが「ガール・パワー」という名のレコードレーベルを設立しようとしているようだ。2012年のロンドンオリンピック閉会式以来初めて再集結することを先週に発表していた同グループだが、ガールズグループとしてのパワーを受け継ぐ新たな才能を見出すためのレコードレーベル立ち上げを検討していることが今回明らかになった。
ある関係者はザ・サン紙にこう語る。「メンバーがそれぞれアイデアを持ち出したんですが、その中でメル・C(メラニー・チズム)がスパイス・ガールズのレコードレーベルという話を出したんです」「みんな新人育成や、新たなガールズグループの結成という可能性において、かなり乗り気になっていました」「今回の再結成はスパイス・ガールズの功績を失わないようにすることが目的ですから、自分たちで会社を運営するということは一つの手なわけです」
先週ロンドンにあるジェリ・ホーナーの自宅に集合し、再結成について話し合いをしたというメンバーは、その際に全員が楽しい時間を過ごしたことで、ツアーの可能性までも出ていると前述の関係者は続ける。「最初は広告収入やテレビ番組での再結成という話だったんです」「でもその集まりの後、年末か来年の上旬にちゃんとしたツアーをやることについても自信が出てきたんです」「メル・Cはまだ説得が必要なようですが、ヴィクトリア(ベッカム)は今のところ参加するつもりです。その集まり以来、ワッツアップや電話で頻繁に連絡を取り合っていて、みんな本当にワクワクしているようですね」
メル・Cは最近のインタビューでガールパワーの精神を新たな世代に受け渡すことの重要性について語っていた。「スパイス・ガールズが作り上げたものを今、本当に前向きに感じる。今のファンが全て女性だからね。子供を持つ人もいれば、事業を営む人もいる。若い女の子たちが改めてスパイス・ガールズのことを知ったり、とても前向きな時間よ。そのガールパワーというメッセージは今、これまで以上に必要なの」
1996年のデビューシングル『ワナビー』で世界的スターになったスパイス・ガールズだが、1998年にジェリが脱退したのをきっかけに、2000年に解散に至っていた。
以来、ヴィクトリアはファッションデザイナーとして成功を収めており、他のメンバーはそれぞれソロ活動を行っている。
(BANG Media International)