ガービッジのシャーリー・マンソンが継続は賞を勝ち取るよりもずっと大事なことだと説いている。１４日に開催された英NME誌主催のNMEアワード２０１８にて、アイコン賞を受賞したシャーリーはBANGショービズとのインタビューでこう答えている。「いつも私が思うのは賞の式典ってタイミングよくその場所にいる人間や愛だったり、あなたに投票する人なんかが混ざり合ったものだなって」「長い目で見たら大したことではないわ」「何かを受賞するのは素晴らしいこと、でもそれも長い目で見たら全くの無意味よ」「大事なのは息の長いキャリアを持って、残りの人生を創造的に過ごす、これが賞に値するの」

　そしてシャーリーはあらゆる業界で女性が立ち上がることを鼓舞し「真面目に言うけど、どうもありがとう。ここにいることにとても興奮している。NMEをずっと読んできたし、最初に特集されたのは８０年代半ばまで遡るわ」と主催者側に感謝を示した。

　また、最近のハリウッドでのセクハラ報道に関してシャーリーは見解を示した。「ここ１年半ほど色々と明らかになって、信じられないぐらい悲しいわ」「私たちみんながショックを受けているわ。ちゃんとした頭の人なら、女性が直面しているハラスメントや暴力だけでなく、私たちが業界を占める割合の低さにもね」「私くらいの活躍している女性は７％以下なの。ここにいる全てのミュージシャンに立ち上がることを呼びかけるわ。フェスティバルに女性が足りないことに。特に有色の女性。黒人のシスターたちよ。変化を起こさなきゃ。必須のことだわ」

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）