ジェニファー・ローレンス、自身の名前を弁護に使ったハーヴェイ・ワインスタインを非難
ジェニファー・ローレンス(27)が、ハーヴェイ・ワインスタインが集団訴訟に対する弁護の中で自身の名前を持ち出したことを非難している。ワインスタインは今週初めに、自身についてジェニファーが「いつも親切だった」とコメントしたことを起訴の棄却を目的とした法的書類内に記載していた。
それに対し、同書類が公となったことで、ジェニファーはそのコメントが「文脈を無視して」持ち出されているとして22日に非難する声明を出した。「ハーヴェイ・ワインスタインと彼の企業は、文脈を無視して物事を受け取り、それを自分の利益のために使用するといういつもの手段を続けています。これこそ捕食者のやり方で、そういったことは止めるべきです」「私自身はハーヴェイ・ワインスタインからの被害は遭っていないだけで、ワインスタインからの酷い暴行を経験した女性の味方であり、刑事訴訟もしくは民事訴訟としてワインスタインを法の下にさらすため必要な手段を施した女性を称賛しています」
自己弁護を目的とした書類の中で、ワインスタインはこう記述していた。「今回の件には、被害に遭ったとしている女性の他にも、ワインスタイン氏に会ったことのある全ての女性の意見を考慮するべきです」「それらの女性の中には、オプラ・ウィンフリーに対し、自身が20歳の頃からワインスタイン氏のことを知っており、『自分にはいつも親切だった』と語っていたジェニファー・ローレンスほか、公にワインスタイン氏は仕事場では尊敬を持って接してくれたと話しているメリル・ストリープなどが含まれます」
またジェニファーだけでなく、メリルも書類に名前を持ち出されたことで、ワインスタインを「哀れで搾取的」だと非難している。
そんなジェニファーとメリルからの非難を受け、ワインスタインは法的書類にジェニファー・ローレンスとメリル・ストリープの名前を使用することを弁護人に禁じた。2人からのコメントに対し、ワインスタインは自身の弁護団に特定の名前を使用しないようにと伝え、2人に謝罪している。ワインスタインの代表は「ワインスタイン氏はメリル・ストリープとジェニファー・ローレンスの両者が本件に貢献をもたらした価値ある情報について理解しており、謝罪しています。ワインスタイン氏は、公に発表されている発言であったとしても、以前仕事した関係者の特定の名前を使用しないよう弁護団に伝えました」とTMZに話している。
(BANG Media International)