ケイト・アプトン ゲスのセクハラ内部調査に協力しない
ケイト・アプトン(25)が、ゲスの創業者ポール・マルシアーノによるセクハラ疑惑に対する内部調査に参加しない意向を表した。ケイトが2010年7月に同ブランドのランジェリーキャンペーンの撮影初日後、マルシアーノからセクハラを受けたことを最近告発したことを受け、同ブランドはその事実確認として内部調査を行う予定だと発表していた。
しかし、当のケイトはその調査に参加することを拒否しているようで、本人のツイッターにはこう綴られている。「ゲスが、内部調査を進めるためにポール・マルシアーノの顧問弁護士を雇ったっていうじゃない。こういった権力の乱用と性的不品行に対してのゲスの対応には本当にがっかりだわ」「私が自分の経験を明かしたのは、この業界の上層部、そしてその出世街道について、長期的視野で変化を起こしたい気持ちからだった。そして、他の人たちにも、こういった行動の被害者、目撃者を問わず、個人的な経験をシェアしてもらい、変化のために立ち上がる勇気を促したかったの」と綴られている。
そして、その調査方法について疑問を呈したケイトは「今回の『調査』の進め方を聞き、ゲスの社内には報復についての強い恐怖が未だにあることを知って本当に失望したし、動揺もしている。『#MeToo』運動は巧妙なトリックといった類のものでもなければ、会社が株主に対してするやらせのPR活動なんかでもない。それは、真の変化に向けた行動をという呼びかけなの」「今回の調査の実地はただ人目を引くためのもので、ゲス側の、こういった申し立てを真面目に捉えていない姿勢が見て取れるわ。上層部は変化を起こすことに消極的だし、公平な調査をゲスが実行するまで、私は決して参加しない。ゲスが、包括的な調査を行う本当の意味で独立した会社を雇うなら、私は喜んで協力する」と続けた。
先週にはマルシアーノが一時的に会社の責任者から降任することが発表され、ゲス側は「安全な職場環境を保つため」と理由を説明、「あらゆる事実確認についての調査が終わることを楽しみにしている」とコメントしていた。(BANG Media International)