ヴィクトリア・ベッカムが噂されていたスパイス・ガールズ再結成から抜けるつもりのようだ。今年、同グループはメンバー全員が再会し、何本かのライブも計画されていると報じられてきたが、再結成に消極的なヴィクトリアによってその実現も白紙になる可能性が出てきた。

　同グループのメンバーのメル・Cはザ・サン紙を通して「ヴィクトリアがかなりうるさいの。彼女が今やりたいことではないのよ」と話し、自分とヴィクトリア、メル・B、エマ・バントン、ジェリ・ホーナー５人全員が揃わないと意味がないとして「５人じゃなきゃだめなのよ。だから大変。まだ始まったばかりだし、新曲やツアーについても現時点では話していないの」と続けた。

　そしてLGBTの祭典ロンドン・プライドで同グループがステージに上がるという噂についてメルは「それは再結成に本当に適した場所ね。でも今年ステージでスパイス・ガールズを見ることにはならないと思う」と答えている。

　先週には同グループマネージャーのサイモン・フラーも、「５人ではなく４人になるかもね」とヴィクトリアの不参加を示唆しており、肝心のヴィクトリア本人も先月ニューヨークで開催された自身のファッションショーにて「私はツアーに参加しないわよ。メンバー全員しないわ。みんなに会えたのは最高だったけどね」「スパイス・ガールズが象徴していたメッセージの中には何か強いものがあるの。それはこれからどうなるのか？そのメッセージは一体どんなものなのか？私たちで意見交換をした。ブレインストーミングね。けどこれ（ファッション）が私の領域よ」とコメントしていた。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）