ケイティ・ペリー、修道院購入を巡る裁判中に修道女が死去
ケイティ・ペリーのカトリック修道院購入を巡る裁判に関与していた修道女の1人が裁判所内で亡くなった。CBSニュースによると、同修道院をケイティに売却することに異を唱えていたロサンゼルス大司教区のシスター、キャサリン・ローズ・ホルツマンさんは9日(金)に行われた同件の裁判傍聴中に倒れ、帰らぬ人となったという。
キャサリンさんは他のシスターらとロサンゼルス、ロスフェリスにある同修道院に40年住んでいたというが、2015年にその建物をレストランオーナーのダナ・ホリスターに売却することを計画、当のホリスター氏は同修道院をホテルに改築する意向だった。しかしその売却の契約が、2016年の裁判で無効となり、そこにケイティが同修道院の購入したいと名乗りを上げていたところだった。
そして、昨年12月の裁判では、同修道院購入を妨害したとして、ホリスター氏はケイティとロサンゼルス大司教区に合わせておよそ1000万ドル(10億6500万円)の損害賠償金の支払い命令を受けている。
キャサリンさんは、2015年のインタビューで修道院という遺産を維持していく人間としてケイティはふさわしくないとして、「ケイティさんが自身のライフスタイルを口にするのを聞き、我々が長年教えられてきたこと、年配のシスターたちが教えてきたこと、そして我々の信条に彼女がふさわしくないことがわかりました」と主張していた。
宗派は違えど、ペンテコステ派の牧師の両親の下、厳格に育てられた過去があるケイティだが、2013年のインタビューで自身をもはやクリスチャンとは考えていないことを明らかにしていた。「私は仏教徒じゃないし、ヒンドゥーでもクリスチャンでもない。それでも神と深く繋がっているって感じているの。いつもお祈りをするわ。自分をコントロールできるよう、そして謙虚でいるためにね」
(BANG Media International)