ダニー・ボイル、「007」最新作の脚本を執筆中
ダニー・ボイルが、「007」シリーズ第25弾の脚本を執筆しているようだ。最近、ボイルはダニエル・クレイグ演じる英国諜報員ジェームズ・ボンドが主役の同シリーズ最新作の監督として、有力視されていることが明かされていたが、正式には発表されていなかった。
しかし、メトロUSとのインタビューで、ボイルが現在脚本を執筆していることを明かした。「今、脚本を執筆しているんだ。本当にその出来次第だよね」「今はリチャード・カーティスの脚本作品に取り掛かっているところだよ。6、7週間以内にはその撮影を始めたいところだね」「ボンドは年末だね。でも、両方とも取り組んでいるよ」
2009年に「スラムドッグ$ミリオネア」でアカデミー賞の監督賞を受賞したボイルは、現在カーティスの脚本によるビートルズの音楽をテーマにしたミュージカル作品に取り組んでいるそうだ。
またボイルは、「007」シリーズの次回作のストーリーのアイデアがあることを明らかにしているが、それについて語ることは避けた。「いいアイデアがあるんだ。脚本家のジョン・ホッジと私で考えたんだ。ジョンは執筆しているところだよ」「その出来次第だね。その内容を暴露するほど愚かじゃないさ」
「ダンケルク」のクリストファー・ノーランが当初、次回作の監督として最も有力視されていたが、監督に就任しないことが最近明らかになっていた。
「007 スカイフォール」「007 スペクター」という前2作は、サム・メンデスが監督を務めており、良作ともシリーズでも屈指の名作と称賛されている。
一方でダニエルは、故ロジャー・ムーアが持つボンド役としての最長記録を超え、13年間という史上最長記録を達成することが、自身にとって5作目となる次作への出演を決めるきっかけの一つになっていたと明かしていた。
(BANG Media International)