オーランド・ブルーム、舞台復帰に向けて動物園で役作り!?

 オーランド・ブルームがウエスト・エンドの舞台への復帰に向けて動物園で役作りをするようだ。2007年の出演作『イン・セレブレーション』以来11年ぶりにロンドンの舞台に復帰するオーランドは、『キラー・ジョー』での主演に向けて一風変わった方法で準備に取り掛かるつもりだという。

 殺し屋という裏の顔を持つ警官ジョー・クーパー役を演じるオーランドは、イブニング・スタンダード紙とのインタビューで役作りについてこう話している。「この舞台はタイミング的にとても興味深いものなんだ。これは奪われたアメリカンドリームについてだから。でもファンキーで挑発的で、理屈抜きな作品さ。舞台に求められる全てを備えてる。僕は動物の観察を始めるんだ。だから動物園に行くよ。このキャラクターになりきるために役立つ動物を探そうと思ってね。リズムとか鼓動、ペースみたいなものをさ。僕は人間にしてはけっこう荒っぽいほうだから」

 そして映画界での活動を経て、久々に舞台へ戻ることが待ちきれないとして、「すごく楽しみさ。故郷に戻って、こんなにダイナミックで興味深い作品に出るのにも素晴らしいタイミングなんだ。子供の時から舞台に立っている時が一番集中できると感じてた。すごくウキウキすると同時に怖くもあったね。観客の前に立っているというアドレナリンがまさに原動力となる。それが俳優を目指し始めたきっかけでもあるんだ」と意気込みを語った。

 トレイシー・レッツの脚本をサイモン・エヴァンスが演出する『キラー・ジョー』は5月18日から8月18日にかけてトラファルガー・スタジオズにて上演される。

(BANG Media International)

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