ラッセル・クロウ、オークションで4億円に迫る売り上げ
ラッセル・クロウが「アート・オブ・ディボース(離婚のアート)」と銘打ったオークションで370万ドル(約4億円)の収益をあげた。7日に54歳の誕生日を迎えたラッセルは、2012年のダニエル・スペンサーとの破局を経て新たなスタートを切る意味を込め、所有のアート作品、時計28点、映画関係のグッズなどを出品していたが、あまりの価格の跳ね上がりに「本当は売りたくなかった」ものは手放さずに済んだという。
ラッセルはツイッターで「みんなが興味あるならだけど。頑張って370万ドル、35万ドルが交渉中ってところ。本当に売りたくなかったものは家に戻ったよ。5時間でこの稼ぎは悪くないね」とコメントしている。
事実レアなアイテムの数々が落札されており、500ドル(約5万4000円)から600ドル(約6万5000円)の推定額だった「シンデレラマン」でラッセルが着用したジャックストラップは7000ドル(約75万円)に跳ね上がり、レオナルド・ディカプリオから購入したという恐竜の骨が6万5000ドル(約700万円)、18世紀の決闘用の2丁拳銃が2万6000ドル(約280万円)、ブロンズ製の軍艦の大砲が2万ドル(約220万円)でそれぞれ落札された。
他にも「グラディエーター」からラッセルが身に着けた胸当てが12万5000ドル(約1300万円)、リストカフが3万2000ドル(約340万円)、木製の剣が2万ドル(約220万円)、金属製の剣が7万ドル(約750万円)、チャリオット(戦闘用馬車)が6万5000ドル(約700万円)の落札価格をつけた。また、オーストラリアのアート作品は、7万ドル(約75万円)から36万ドル(約380万円)の間で落札されたという。
会場では誕生日を祝う歌と乾杯の後ラッセル本人がステージに登場し、参加者を大いに沸かせていたという。その後、ラッセルは2003年公開の「マスター・アンド・コマンダー」の中で、オーストラリアン・ユース・オーケストラの団員ブリジット・オドネルが使用した1890年製のバイオリンに入札するようにと人々を促し、最終的にその楽器は13万5000ドル(約1400万円)までになったそうだ。」(BANG Media International)