ジェイ・Zがカニエ・ウェストの結婚式に出席しなかったことが理由で２人の仲は険悪になったようだ。カニエは２０１４年にイタリアでキム・カーダシアンと挙式した際、ジェイとその妻ビヨンセが出席してくれなかったことに傷ついたと明かしている。

　カニエはアイハートラジオの「ザ・ブレックファスト・クラブ」に出演した際、そのいきさつについてこう説明した。「彼らが結婚式に来てくれなかったことに傷ついたんだ。色々あったのは分かってるけど、家族だったら結婚式は絶対に見逃さないだろ」「このインタビューを使って何かネガティブなことを打ち出すつもりではないけど、自分の真実を伝えたいんだ。じゃないと、わけのわからない理由ばかりみんな思いつくだろ」

　しかし現在ではその失望を過去のものとし、ジェイともまた口をきくようになっているというカニエだが、ジェイ本人に欠席の理由を直接聞いたことはないのだという。

　一方でカニエは、ジェイがニューアルバム「４:４４」に収録されている「キル・ジェイ・Z」の中でカニエには「２０００万もやったのに」と非難されていることにも触れ、「あれにはいら立ちを覚えた。だってあのお金は実際のところライブ・ネイションとのツアー契約からだったから」「でも忠誠心の強い感情的なアーティスト、そして人間としては、ああやって彼の口から出たことで、そのお金以上に俺には借りがあるような気持ちにさせられた」と語った。

　しかし２人の関係は現在良好であるとして、「携帯メールのやり取りとかはしてる。前向きな状況さ。会ってはいないけど、彼を感じられるから」と続けた。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）