ウィル・アイ・アムは動物性食品を一切取らない生活に体調が大きく改善したという。ブラック・アイド・ピーズのメンバーとしても知られるウィルは、医師に薬を与えられたことにショックを受け、ヴィーガン生活を送ることに決めたそうだ。

　ウィルは医師から忠告を受けた時のことをこう振り返る。「医者のところに行って『コレステロール値と血圧が高いので、薬を出しますね』なんて言われたら『薬だって？俺は４２歳だよ。なんで６０代の叔父が飲んでいるような薬を俺が飲む必要があるんだよ？』って気になるわけさ」「コレステロール値を下げるのに10日間かかった。８ポンド（約３・６キロ）痩せたよ。血圧も落ち着いた。１０日間で肌の調子も良くなり、呼吸も正常に戻ったんだ」

　現在は肉を食べるという考えが間違っていると感じているというウィルは、今後もその菜食主義を続けていくつもりだそうで、「自分が食べてるものについて考えてみたんだ。俺は魚や死んだ動物にかぶりついていたわけさ」「よく考えてみると、それってちょっと気持ち悪いだろ。だってすごくお腹が減っていて死にそうだとする。そこにブロッコリと通りすがりの鶏を目にしたらどうする？」「鶏に駆け寄って、何も道具もなしにそのまま食べるか？毛をむしり取って、皮も軟骨も味付けもせずに食べる？そんなことしないよな。ブロッコリに行くものさ」「ゴリラなんて、あんなに筋肉があるのに、葉っぱとかしか食べてないんだ」「サイだってグラディエーターのようにタフだけど、人間を食べたりなんてしてないさ」とその理論を語った。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）