「ヴォーグ」編集長のアナ・ウィンター（６８）が、ハーヴェイ・ワインスタインの妻でファッションデザイナーのジョージナ・チャップマンのキャリア復帰をサポートするキャンペーンを実施している。ワインスタインによる一連のセクハラで多大な被害を被り、現在は離婚調停中となっているマルケッサのデザイナー、ジョージナのためにアナが一肌脱いだようで、関係者の一人がニューヨーク・ポスト紙、ページ・シックス欄に「アナはジョージナに復帰してもらいたいのです。２００４年から友人となり、マルケッサのショーでアナはいつも最前列に座っていました」と話した。

　最近ではスカーレット・ヨハンソンが、ニューヨークで先日開催されたメット・ガラにて同ブランドのドレスを着ていたことで話題となっていたが、今回のキャンペーンについてアナは『ザ・レイトショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』にて「ジョージナは素晴らしいデザイナーであり、夫の所作によって非難を浴びるべきではありません」と話す。

　現在、Ｖｏｇｕｅ．ｃｏｍには同雑誌６月号として、アナからジョージナへの手紙そして、ジョージナのインタビューが掲載されており、その手紙にはこう綴られている。「ジョージナが自身の夫の一連の行為について何も知らなかったことを強く確信しています。争いを好む現在のデジタル世代はあまりにも彼女を咎め、それは間違っています。パートナーの行動に関して人は責任を負うべきではないと思います。今ジョージナが受けるべきは私たちの慈悲と理解です」「（メット・ガラにて）スカーレットがあのような美しいドレスをまといサポートを表明したのは素晴らしいことでした」

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）