ブラッドリー・クーパー イーストウッドと再タッグか
ブラッドリー・クーパーが、クリント・イーストウッドの出演兼監督が予定されている『ザ・ミュール』の交渉をしているようだ。ブラッドリーは、2014年にアカデミー賞にノミネートされ、同音響編集賞を受賞した『アメリカン・スナイパー』以来となるイーストウッドとのコンビ再結成を模索しており、今回念願が叶いそうだ。
同作は、退役軍人で、数々の賞に輝いた園芸家として知られたレオ・シャープという90歳の男性が、メキシコのシナロア・カルテルという犯罪組織の麻薬の運び屋をやったことで逮捕、収監されたという実話に基づいているという。
ヴァラエティ誌によると、ブラッドリーはイーストウッド演じるアール・ストーンという登場人物を逮捕しようとする麻薬取締局(DEA)の捜査官コリン・ベイツを演じることになるようだ。
しかし、ブラッドリーの初監督作品となる『スタア誕生』リメイク版や主演兼監督を務めるレナード・バーンスタインの伝記映画のスケジュールとの兼ね合いによるようだ。
バーンスタインの伝記作において主演兼監督以外にもジョシュ・シンガーと共同で脚本を執筆するブラッドリーは、フレッド・バーナーやエイミー・ダーニング、クリスティ・マコスコ・クリーガー、スティーブン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシらと共にプロデューサーも務める。
『ザ・ミュール』の公開時期は不明だが、イーストウッドの仕事ぶりは早いと評判なので、早ければ2019年に公開される可能性もありそうだ。(BANG Media International)