「007」シリーズ最新作、来年10月公開予定
ダニー・ボイルが監督するダニエル・クレイグ主演の「007」シリーズ第25弾が、来年10月に公開予定だという。ユニバーサル・ピクチャーズは、5度目のクレイグ版ボンドとなる同作の世界配給の権利を獲得、母国イギリスでの先行公開日を2019年10月25日に設定しているようだ。
イーオン・プロダクションズのマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリはデッドラインにこう語っている。「今回のシリーズ第25弾で、才能溢れるダニー・ボイルが監督を務め、ダニエル・クレイグが5度目となるジェームズ・ボンドを演じることを喜びをもって発表させて頂きます」「12月からMGMをパートナーにパインウッド・スタジオで撮影開始を予定しています。さらにユニバーサルが世界配給を手掛けることに興奮しています」
またボイルは今年3月、同作の進捗状況について、「今、脚本を執筆しているんだ。本当にその出来次第だよね」「今はリチャード・カーティスの脚本作品に取り掛かっているところだよ。6、7週間以内にはその撮影を始めたいところだね」「ボンドは年末だね。でも、両方とも取り組んでいるよ」と明かしていた。
また、Q役のベン・ウィショーは最近、同シリーズ最新作の監督にボイルが就任したことについて、BANGショービズとのインタビューでこう語っていた。「ボンド映画でダニー・ボイルが監督すると聞いて本当に興奮しているよ。ダニエル(クレイグ)とボイルの指揮でボンドのキャラクターを作り上げるなんてこれ以上ふさわしいものもないよ」「ボイルと一緒に働けるなんて本当に最高。僕は大ファンだからね。こんな話するとちょっと変な感じがするんだ。だって、彼と話したこともないんだから」
同新作は、ダニエルにとって最後のボンドとされている。(BANG Media International)