オールデン・エアエンライク、『ソロ』撮影中にマントに引火

 オールデン・エアエンライクは『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の撮影中、着ていたマントに引火するアクシデントに見舞われていたそうだ。日本でも今月29日から公開が始まるロン・ハワード監督による同作で、若き日のハン・ソロ役を演じているオールデンは、あるバトルシーンで来ていたケープに火が付いたという瞬間について明かした。

 ヴァラエティ誌とのインタビューでオールデンは「なんとか火を消そうとしたんだけど、ケープにどんどん火の手が回ってきたから、カットしてもらわなくちゃいけなくなった」と振り返る。その一方でドナルド・グローヴァー演じるランド・カルリジアンのマントは演技に一役買ったようで、「人って手を使っていつも話すものだろ。このマントのおかげでいつもよりもっと手を使って話をしていることに気づいた」「マジシャンかなんかのような気分だったよ」とドナルドは語っていた。

 そんな小道具も影響を及ぼしたというこの作品について、以前監督のハワードは「クリエイティブな実験」と呼んでいた。製作途中でフィル・ロードとクリストファー・ミラーから監督の座を引き継いでいたハワードは、その大役を引き受けることに緊張していたものの、自分への挑戦としてとらえていたと明かしていた。「すでにたくさんのアイデアが出ていたことには感謝してた。だから自分が参加していなかったことや目にしなかったことがあったわけさ。典型的な創作上の相違ってやつだね」「でもだからと言って良いアイデアがたくさんなかったというわけじゃない。そして僕が提示することのできた新たなアイデアもあった。大きく変更を加えた点もあれば、すでにあった要素を引き続き使った点もある。1シーン全て取っておいたところだってあるさ。彼らは素晴らしい人たちだから」「僕にしてみれば、すでに発足していたアイデアにクールで面白いアイデアを構築していくというクリエイティブな実験みたいなものだった。しかもプレッシャーの中でね。僕が参加した時にはスタジオ側はすでに公開日まで構想にあったからさ」

(BANG Media International)

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