プリンスのニューアルバムが9月にリリースへ
プリンスのニューアルバムが発売されることが生誕60周年を迎えた7日に遺産管理団体によって発表された。2016年4月に58歳で他界したプリンスの『ピアノ&ア・マイクロフォン1983』と題された新作は9月21日にリリースされるという。
全9曲入りとなるこのアルバムでは、1983年にカセットにレコーディングされた未発表のピアノの弾き語りなどが収録されるされるようで、すでに予約受付中となっている。プリンスの財団の顧問を務めるトロイ・カーター氏は、この新作について声明でこう説明している。「プリンスが国際的スターとなる直前のキャリア初期にレコーディングされたこの生々しく身近に感じられる音源は、キャリア最後となった2016年の『ピアノ&ア・マイクロフォン・ツアー』と同じような形態です。財団はプリンスの発展期の一端をお見せできること、そして彼とピアノだけでいかにしてキャリアが最終的に元の状態に戻ったのかをお届けできることを楽しみにしています」
このアルバムには『17デイズ』『ストレンジ・リレーションシップ』『インターナショナル・ラバー』などを、プリンスがピアノに向かって個人的なリハーサルをした時のバージョンが収録されている。また、19世紀の霊歌『メアリー・ドント・ユー・ウィープ』は今年の8月に公開が始まるスパイク・リー監督映画『ブラック・クランスマン』のエンディングロールでも使用されているという。(BANG Media International)