ハナ・ジョン=カーメン、「アントマン・アンド・ワスプ」出演はスピルバーグのおかげ
ハナ・ジョン=カーメンはスティーブン・スピルバーグのおかげで「アントマン&ワスプ」に出演できたと感謝しているそうだ。マーベル・シネマティック・ユニバースの最新作でゴースト役を演じているハナだが、それは出演作「レディ・プレイヤー1」の監督であったスピルバーグが「アントマン&ワスプ」のペイトン・リード監督に個人的に推薦状を書いてくれたおかげだったという。
「そこにはこう書いてあったわ。『親愛なるペイトン、君がこの映画をやることになって嬉しいよ。それでただハナをお勧めしたいと思ったんだ。彼女と仕事をしたことがあるけど、素晴らしかった』ってね」「スティーブン・スピルバーグからの手紙よ。本当に素晴らしいことだし、光栄だわ」
そんなハナをキャスティングするに至ったリード監督は先日、今回の新作がマーベル作品の中でも最も個人的な作品にしたかったと話していた。「とにかく自分を1人の観客と考えて、これまで目にしたことと目にしていないことをリトマス試験紙のようにテストしてみたんだ。マーベルでは、誰も同じことの繰り返しなどしたくない。観客を退屈させたくなどないから」
そしてコミック本を原作にしているからといえ、科学的な面では事実に基づいていることを確かにしたかったそうで、「観客が頭が痛くなるようなことはしたくなかったけど、20年、30年、50年後に見て『そんなの無理だよ。現実的に絶対ありえない』なんて言われるような内容にはしたくなかったんだ」と語った。(BANG Media Internationasl)