ナンシー・シナトラ、101歳で死去
ナンシー・シナトラ・シニアが101歳で亡くなった。故フランク・シナトラの最初の妻として知られるナンシーの死去を長女が明らかにした。
ツイッターで母の死を伝えたナンシー・ジュニアは次のように綴っている。「今晩、母が安らかに他界しました。101歳でした。母は私の人生における恵みであり光でした。神のご加護を、ママ。今までありがとう」
ナンシーは1934年にシナトラと出会い、意気投合した2人はすぐに婚約した。シナトラによる数々の不倫騒動がきっかけとなり1951年に離婚したが、シナトラが1998年に他界するまで良好な関係を続けた。
ジャーナリストのゲイ・タリーズは1966年にシナトラ夫妻について次のように語っている。「シナトラと最初の妻の間にあるのは憎しみではなく、深い尊敬と愛情だけである。シナトラはナンシーの家に温かく迎え入れられ、変な時間に現れては暖炉を灯し、ソファに横になり、居眠りすることもあったそうだ」
その後3度再婚したシナトラに対し、ナンシーが再婚することはなかったが、ニューヨーク・タイムズ紙によれば、ビバリーヒルズで静かな暮らしを送りながら、チャリティ活動に専念していたという。
ナンシーとシナトラとの間には『ブーツ』で知られる長女のナンシー・ジュニア、2016年に死去した歌手のフランク・ジュニア、映画プロデューサーのティナ(70)という3人の子供がいる。
(BANG Media International)