イヴァンカ・トランプ、自身のファッションブランドを清算へ
イヴァンカ・トランプ(36)が、2014年に立ち上げたファッションブランド「イヴァンカトランプ」を終わらせる決意をしたようだ。2017年父ドナルド・トランプの大統領就任後、夫ジャレッド・クシュナーとともにホワイトハウス入りしたイヴァンカは、ブランドビジネスから一旦身を引き、大統領補佐官としての役職に専念するという。
24日ブランド終了を発表したイヴァンカは、ニューヨークのトランプタワーで18人の従業員と個別に面談をし、今までの感謝を伝え、今後ビジネスの世界にいつ戻るのか、戻るかどうかも分からないため苦渋の決断だったと説明したとNBCニュースが伝えている。
イヴァンカは次のような声明を出している。「私は、今までの実業家の仕事にいつ戻るのか、そもそも戻れるのかどうかも分かりません。ですが、今目の前にある仕事に集中することが、ワシントンにいる私のすべきことだと考えます。この決意を今したことが、従業員や取引先に対して唯一の誠実な結論です。非常に多くの女性たちを鼓舞してきた従業員の素晴らしい働きには感謝の言葉もありません。私たちが一つのミッションをともに目指すことはもうありませんが、一人一人が次のステージで成功すると確信しています」
トランプ氏の大統領選出馬に伴い、同ブランドは反トランプ運動の標的にされ、度々不買運動を起こされていた。イヴァンカは今回のブランド閉業に相当落ち込んだようだが、大統領補佐官の職が最優先だと納得しているという。
関係者がピープル誌にこう語っている。「イヴァンカは、今はワシントンでの仕事に専念すべきだと分かっています。それが一番現実的な道だと気が付いたのです。ブランド終了の決意には感情的になったようです、今まで熱心に経営に取り組んできましたし、彼女の誇りだったと思いますよ。でもイヴァンカは補佐官の仕事を続ける予定ですし、そうなるとビジネスの方にかける時間がないのです」
(BANG Media International)