ヘンリー・カヴィル、ジェームズ・ボンド役に向けて訓練中
ヘンリー・カヴィルがダニエル・クレイグからジェームズ・ボンド役を引き継ぐために、スタントマンのトレーニングを受けている。2006年にもボンド役の最終候補に残りながらも若すぎたために起用が見送られていたヘンリーだが、2022年公開の次回作に向けて、ダニエルの後継者となるチャンスが再び回ってきたようだ。
関係者がデイリー・スター・サンデーに「ヘンリーは次回作でボンド役を勝ち取るために、できることはしておきたいようで、スタントマンの資格を取ろうとしています」と明かしている。
ヘンリーは、イドリス・エルバやエイドリアン・ターナーといった有力候補者と差をつけるためにもスタントマンの資格が必要だと考えているようで、次のように語っている。「ボンド役ができたら楽しいだろうね。イギリス人だし、かっこいいからね」「僕は『ミッション:インポッシブル』の経験で、スタントができることを証明できたと思うよ」
また最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』では、共演したトム・クルーズから受けた影響も大きいようだ。
「もっと自分でスタントをこなしたいんだ。トムは役者やプロデューサーの上に、スタントマンとしても鍛えている」と言い、1年近く訓練に専念したというトムを見習うつもりだとも明かしている。
また、「すごいやつ」だというトムについて、次のように話していた。
「トムの話になると、チャーミングとか、プロ意識とか、時間厳守とかいう言葉になるけど、まさにその通りなんだ」「僕も会った時、『すごい、全部本当だ』と思ったよ。僕は簡単には他人に感動しないけど、トムのときは違った。トムには感動したね」「トムがスタントで山中をヘリコプターで飛ぶシーンがあって、トムは映画を見る観客のために、何台ものカメラに向かって演技していたんだ。僕はそれを見ながら『次から次に感動するようなことをしている、本当にすごいやつだ』と思ったんだ」
(BANG Media International)