ポール・マッカートニー ビートルズ再結成を今でも夢に見る
ポール・マッカートニー(76)は、現在もザ・ビートルズが再結成するという夢を見ることがあるようだ。それはポールとリンゴ・スターに、故ジョン・レノンと故ジョージ・ハリスンも加わり4人でバンドを再結成するものの、昔のような演奏にはならず、観客がライブ会場を立ち去ってしまうという夢なのだと言う。
モジョ誌でポールは、「僕たちはどこかのライブハウスでひどい演奏をしている。それで客が出て行ってしまうんだ。何度も見るよ。でもそれもいい、ジョンやジョージに会えるんだからね」と明かしている。
またポールはここ数年は祖父として、ロックンローラーだった過去を切り離した生活をしていると語っている。
「昔は今よりもクレイジーな生活だったよ。今は8人の孫がいるからね、そんなひまはないよ。おじいちゃんは、たばことテキーラ片手にアームチェアに座ってるってわけにはいかないんだ」「でも幸せだよ。コマドリの鳴き声を聞きながら、川が山から下りてくるのを眺めるのはいいものだよ」「そういうことに時間を使えるのはいい、今の僕がそうさ」
名声、成功、富の全てを得、5人の子どもにも恵まれたポールだが、人並みの悩みを抱えることもあるという。
「人生にはオリュンポスの神(のように完璧)ではいられない時もある。僕も生身の人間なんだ。祖父で、父親で、夫だ。そんなときの僕が何でも正しくできる保証はない。実際、真逆だよ」とも話していた。(BANG Media International)