ウディ・アレン 映画製作から休業?
ウディ・アレン(82)が映画製作活動を休止する予定だという。年に1度は新作映画を発表してきたアレンだが、48作目となる『ア・レイニー・デイ・イン・ニューヨーク』のPR活動を最後にしばらく休業するつもりのようだ。
関係者の1人はニューヨーク・ポスト紙にこう話す。「ウディは仕事が大好きです。休暇を取ることなんてありません。でも今年は少しむことになりそうです」
一方でアレン本人は、1992年に当時7歳だった養子の娘ディラン・ファローに対して性的虐待行為を働いたと訴えられている中で、撮影現場で自分のセクハラ被害になったと名乗り出る女優はいないため、自分こそが#MeToo運動の顔にでもなるべきだと発言していたことで世間から非難を浴びていた。
問題となった発言でアレンはこう話していた。「僕は#MeToo運動の大きな提唱者だよ。無実の女性や男性にいやがらせをする人がいるのなら、それは暴露したほうが良い。僕は映画業界で50年も仕事をしてきていて、何百人という女優たちと仕事をしてきたけど、大女優だろうが新人だろうが、誰1人として僕がそういった不適切な態度を取ったと言っていないんだから、僕こそ#MeToo運動の広告塔にでもなるべきだよ」
1997年当時の捜査ではアレンは不起訴となっているが、昨今の#MeToo運動を受け、ディランは何度もその事件について再度アレンを非難している。(BANG Media International)