カニエ・ウェスト、奴隷は「選択」発言について謝罪
カニエ・ウェストは奴隷が「選択」だったなどの物議を醸した数々の発言について謝罪した。カニエは黒人が奴隷であることを400年間選択してきたとコメントしたことで激しい反発を受けていた。
カニエは当時、「400年間も奴隷が続いていたと聞くと、『400年だって?』って思う。もうこれは選択でしょ」と語っていた。
しかし今回、自身の発言のせいで傷つけてしまった人々に対して謝罪の言葉を口にしている。
カニエはラジオ局107.5 WGCIの出演時にこう話している。「自分の奴隷に関する発言で不快な思いをさせた方々にちゃんとお詫びしたことがあったか分からないので、この場をお借りして傷つけたことを謝罪させて頂きます」「奴隷発言に関するMAGA(『メイク・アメリカ・グレート・アゲイン(アメリカ合衆国を再び偉大にしよう)』)の帽子の影響やこの出来事で失望させてしまった皆さんに謝罪します」
また、謝罪の機会を与えてくれた同ラジオ局に感謝するカニエはドナルド・トランプ米大統領との友情についても触れており、「(トランプは)黒人が彼について考えていることを気にしていると思うし、彼はラップの中で称賛されていた頃のようにまた黒人から支持してもらいたいんだ」「(トランプは)俺たちと同じように自尊心があるわけだから、またそうした支持を得るために必要なことはするだろう。歴代最高の大統領になりたいだろうし、黒人コミュニティの支持なしにそれを実現するのは不可能だと分かっているしね」と続けた。
一方でカニエは以前、奴隷発言がもとで妻キム・カーダシアン・ウェストとの破局を覚悟したと明かしていた。
「発言の1週間くらい後に、キムの元気がなかったんだ。で、別の家族に電話して『例の件がもとでキムが離婚を考えてたりする?』って聞いたんだ。それほど深刻な話題ではあったよ」
(BANG Media Internationasl)