コリン・ファレルとコモン、新作映画で共演へ

 コリン・ファレルとコモンが「イヴ」のキャストに加わった。コリンとラッパーのコモンは、テイト・テイラーがメガホンを取る同作でジェシカ・チャステインらと共演することになる。

 デッドラインによると、ジョナサン・デッカーとジョン・ノリスが製作総指揮を執るほか、ジェシカや彼女が立ち上げた製作会社フレックル・フィルムズのケリー・カーミカエルをはじめ、ヴォルテージ・ピクチャーズの下、6日に始まったトロント国際映画祭で権利の販売を受け持つニコラス・シャルティエとドミニク・ラスタムらが製作を担当する。

 同作でジェシカはコリン演じるサイモンが束ねる秘密工作部隊のメンバーである主人公イヴを演じ、コモンはその元婚約者マイケル役になるようだ。

 この新作は元々監督と脚本を担当する予定だったマシュー・ニュートンが、過去の家庭内暴力を問題にした反対運動を受けて降板したことにより、後任監督としてテイラーに白羽の矢が立っていた。

 ニュートンはこう声明を発表している。「ジェシカ・チャステインやプロデューサーたちに『イヴ』の監督を降りることを告げました」「この映画が発表されて以来の力強く、貴重なご意見を無視するわけにはいきません。過去に犯してしまったことに対して責任を全うする責任があることは十分に承知しています」「私が気にかけていた人たちに対してしでかしてしまったことを取り消すことはできませんし、毎日そのことについて恥や責任を感じます」「ここ8年に渡り、依存症や心の病を克服しようと私はヘルスケアの専門家と一緒に努力してきました」「ここ6年ほどは、静かに素面な生活を送ってきました。今できることは、回心して生きるようとすることで、できれば映画業界にポジティブな変革が起きることに繋がればと思います」

(BANG Media Internationasl)

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