アレックス・ボースタインがエミー賞に自身の結婚式で着たウェディングドレス姿で登場した。１７日（月）に開かれた同式典にて、プライムタイム・エミー賞コメディ部門の助演女優賞に輝いたアレックスは、自身の結婚式で着たというフレア袖の銀のドレスでレッドカーペットに姿を現し、元夫で映画監督のジャクソン・ダグラスとの結婚生活よりも長寿となったそのドレスが日の目を見ることができたことに喜びを表していた。

　２０１４年にジャクソンとの１５年に及ぶ結婚生活に終止符を打ったアレックスはこう話した。「これ、実は自分の結婚式で着たドレスなの。２０年前のものよ」「結婚は続かなかったけど、ドレスは違った。新しい息吹を与えて、今では私のエミー賞用ドレスになったわけ。本当のことよ」

　また、受賞のスピーチの際には羽織っていたジャケットを脱ぎ、「私今日ブラも着けていないの」と話し始めたアレックスは父へ「私を愛し気にかけてくれた唯一の男性。ありがとう」とメッセージを続け、１０歳と５歳になるジャクソンとの子供に「私に生きる喜びを与えてくれありがとう。もっとそばにいられるように頑張るわ」と呼びかけた。

　また、アレックスは離婚の経験が「結婚するべからず」を教えてくれたとして以前こう話していた。「もし恋愛を信じ、結婚を信じているのなら、離婚も信じなくてはいけないわよ」「結婚式と、子供達の誕生会だけというわけにはいかない。あなたは全てを見ることになる。全てを目撃し信じることになるの」「人生の山も谷も渡らなくてはいけない。何かに対して自分のできる全てを捧げ、最後までやり遂げることは大事だと知る。そしてそれは大変なことだと知る。その真っ只中にいる時は気づきにくいもの。でもそのほうが良いのかもしれない。気づかなければ出来るだけ長く全力を注ぐことになるから、すぐには分からないほうが良いのかもね」

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｓｌ）