テイク・ザット、ベスト盤とツアーを発表
テイク・ザットが新たなヒット曲を集めた『オデッセイ』のリリースと30周年記念ツアーの敢行を発表した。ゲイリー・バーロウ、マーク・オーウェン、ハワード・ドナルドの3人組は21日、先行シングルとなる『プレイ』をリリースすると同時に、アルバムとツアーの詳細を明かした。
長年同グループを手掛けてきたスチュアート・プライスをプロデューサーに迎えた新作は、オリジナル曲を尊重しつつも、新たな雰囲気を加えた作品になっているそうで、ゲイリーは「やり直した曲もあるけど、みんなが気に入ってくれていた部分を失わないようにしてある」「そういう点は尊重する必要があるからね。でも同時に、新たなことをやって新鮮味を与えるという意気込みも見せる必要がある」と語る。
そしてツアーに関しては、2019年4月15日からイギリスとアイルランドを回り、6月4日に幕を閉じることになるそうで、1980年代のポップスターであるリック・アストリーを特別ゲストに迎えるという。
1989年にロビー・ウィリアムスとジェイソン・オレンジを含めた5人で結成されたテイク・ザットが30周年という節目を迎えるにあたり、1995年以来出入りを繰り返しているロビーと2014年に脱退したジェイソンも復帰するという話が長らく出ているが、ロビーは祝宴には加わりたいものの、ジェイソンが復帰しない限り自分は参加しないとの意向を既に示している。(BANG Media International)