チャイルディッシュ・ガンビーノとしても知られるドナルド・グローバーが２３日、ダラスにあるアメリカン・エアラインズ・センターでのパフォーマンス中に足を負傷し、予定時間の３０分前にコンサートを終了したと報じられた。現在「ディス・イズ・アメリカ・ツアー」中のドナルドは、ライブ中に足を負傷したため、途中退場を余儀なくさくされたようだ。

　会場にいたファンによれば、ドナルドは何かのダンスの動きをしようとして負傷したそうで、その後、会場事務局からドナルドの足骨折が伝えられている。

　またドナルドがヒット曲の『レッドボーン』や『３００５』を披露せずに退場したため、アンコールを期待する会場内には困惑が広がったという。

　ラジオＤＪのケヴィン・ターナーは「警備員が『予定変更』と話している。ライブは『ソーバー』や『３００５』、『スウェットパンツ』、『レッドボーン』なしで終わったから、当然ほとんどの観客は不満や困惑を口にしている。素晴らしいショーだったけど、僕はアルバム『アウェイクン、マイ・ラヴ！』が好きだから残念だ」と綴っている。

　会場にいたファンも「チャイルディッシュ・ガンビーノがコンサート中に足を怪我したみたいで姿を消した。みんな混乱しているけど、私はこの２０分、席に座っている。これが全て本当のファンか試す仕掛けなんじゃないかと思ってるから」など次々にＳＮＳに投稿した。

　ドナルドは２１日にラスベガスでのミュージックフェスティバルに出演した際も、足にギブスをつけ車椅子で移動していたと報じられていたため、今回の骨折は元々の負傷箇所が悪化したものと思われる。

　今年５月にリリースした『ディス・イズ・アメリカ』を最後にチャイルディッシュ・ガンビーノ名義での音楽活動休止を発表しているドナルドは今月初め、アトランタでのコンサート中に今回が最後のツアーになると言い、「これはコンサートではなく教会だ」と発言していた。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）