デヴィッド・ボウイ、グラストンベリーの伝説的ライブが初リリース
デヴィッド・ボウイが2000年のグラストンベリー・フェスティバルにてヘッドライナーを務めた伝説のステージが初リリースされる。同フェスティバル史上最高の日曜日だったとされる数々のヒット曲で彩られたボウイのライブがDVD、CD、レコード、そしてダウンロードの形態で来月30日に発売される。
それぞれのフォーマットには『アッシュズ・トゥ・アッシュズ』『火星の生活』『愛しき反抗』『ヒーローズ』『レッツ・ダンス』といったヒット曲を含む全21曲のリスト付き、DVDでは以前テレビ放送された30分の短縮版ではなくコンサートの全模様が収められているという。
付録のアートブックレットも豪華で、ジャーナリストで作家のキャトリン・モランによるコメント、アレキサンダー・マックイーンのユニオンジャックのフロックコートを着たボウイの写真にタイムアウト誌に綴られたボウイ自身のツアー日記が掲載されているという。
同フェスティバルの共同運営者のエミリー・イーヴィスはこう話す。「よくここグラストンベリーで見た一番のライブは何かと聞かれますが、ボウイの2000年のパフォーマンスがいつも最初に思い浮かびます」「魅了されました。大観衆を完全に動けなくさせていましたよ」「ボウイは(会場の)ワージーファームととても密な関係を持っていたと思います。1971年に初めてフェスティバルのステージに立った際の素晴らしい話を聞かせてくれました。当時ボウイは農家に滞在して、太陽が昇る朝6時に演奏をしたのです。完璧なライブを披露していました」(BANG Media International)