ナタリー・ポートマン、「#MeToo」運動で虐待への意識変化した
ナタリー・ポートマン(37)は、「#MeToo」運動を踏まえて虐待の定義を改めたようだ。夫ベンジャミン・ミルピエとの間2人の子どもを持つ母親でもあるナタリーは、「#MeToo」運動のおかげで、虐待的な行動への長年の意識が大きく変わったと明かしている。
「エンターテインメント・トゥナイト」でナタリーは、次のように話した。「驚いたことに、虐待だと思っていなかった行動がたくさんありました。単に自分が本当にイライラしたことや不愉快だったこととして捉えていました。今ではそのようなことは全て『ああ、これは単なる悪いデートじゃない、虐待的なデートだ』『これはただの不愉快なミーティングじゃない、虐待的なミーティングだ』と考えるようになりました...それに物事を見る目が変りました。男性も女性も気づきさえすればそういう行動を避けられると希望を持っています」
さらにナタリーは自分の子どもたちのためにより良い世界を実現する手助けがしたいのだという。
「私には娘と息子がいます。2人にはチャンスや行動、選択肢が広がっているという新しい考えを持って育ってほしいのです。(現代社会の)仕組みでは、男の子と女の子それぞれに対して求められるものが本当に限定的ですから。そのためにみんな、限られた選択肢しかないのです」
またアカデミー賞主演女優賞を受賞した「ブラック・スワン」で知られるナタリーだが、映画業界で働く女性に向けた激励のメッセージとして「愛は人に与えるほど、自分にも返ってきます。同じことが火にも言えるでしょう。あなたの炎が誰かのトーチに火をつけたら、自分の炎は消えてしまうのではなく、より明るく、より暖かくなるのです。女性のトーチに火をつけてください。その光は増え続け、その暖かさは私たち全員を勇気づけるでしょう」と語った。(BANG Media International)