ザジー・ビーツ「X-MEN」のオーディションを受けていた
ザジー・ビーツ(27)は、2016年作「X-MEN:アポカリプス」のストーム役のオーディションを受けていたそうだ。先日開催されたシカゴ・コミコンの会場でザジーは、同作品でアレクサンドラ・シップが起用されたストーム役のオーディションに落ちていたことを明かした。
「デッドプール2」のドミノ役で知られるザジーだが、同イベント中のインタビューでの演じたいスーパーヒーローは誰かという質問に対し、こう話していた。「子どもの頃は(ストームと)つながりを感じていました。つまり若い黒人女性だからという理由で、自分と彼女はつながっていると思っていたのです。でもそれは私の空想だったのかもしれませんし、懐かしい思い出みたいなものです。だから(演じたい役は)ストームですね」
一方でザジーは、来年10月全米公開予定のDC映画「ジョーカー」で、ホアキン・フェニックス演じるジョーカーに見込まれるシングルマザー、ソフィー・デュモンド役として出演が決定している。トッド・フィリップス監督がスコット・シルヴァーと共同で脚本執筆、エマ・ティリンガー・コスコフが制作を担当し、製作予算5500万ドル(約61億5千万円)とも報じられる同作は「ジョーカーというキャラクターを掘り下げるだけでなく、より広い教訓的な社会的に疎外された男の物語」になると言われている。
ザジーが演じる役柄について、「美貌に恵まれず、社会からの風当たりも強いシングルマザーで、マンハッタンのロウアー・イースト・サイドで何とか生活しているが、都会の生活に疲れ切っている。自分や自分が属するコミュニティにとって、社会の仕組みがいかに不利に、不公平に固定されているか理解している」と説明されている。(BANG Media International)