セルマ・ブレア、多発性硬化症を告白
セルマ・ブレアが多発性硬化症にかかっていることを明らかにした。個人によって症状に違いはあるものの、中枢神経の神経繊維を保護するとされる髄鞘を体が異物と判断して攻撃することで脳や脊髄に影響が現れるその症状をセルマは患っているという。
セルマはインスタグラムにセルフィーを投稿し、こう綴っている。「2日前にこの衣装のフィッティングをやったの。とても感謝しているし、誇りにも思っているから、発表することに決めたわ。この素晴らしい衣装係のアリサ・スワンソンはネットフリックスの新作で私が演じるハーパー・グラスが着る衣装のデザインだけでなく、私がズボンを履いたり、服を脱いだり、コートのボタンを留めたりするのを手伝ってくれて、肩を貸してもくれるの」「私は多発性硬化症にかかっていて、悪化している。この衣装やネットフリックスの製作陣が理解してくれているおかげで仕事ができる。素晴らしい仕事よ。障害があるし、時には転んだりもするし、物を落としたりする。私の記憶は曖昧になっている。私の体の左側は壊れたGPSに道案内をしてもらっているようなもの。でも、仕事をやるし、私は笑う。明確に何をするのかは分からないけど、一生懸命やるわ」
さらに今年8月に同症状だと診断されたセルマは、共演者など友人らのサポートを受けているそうで、「8月16日午後10時半に診断されて以来、友人たちから愛やサポートをもらっているわ。特に、ジェイミー・キングやサラ・ミシェル・ゲラー、フレディ・プリンゼ・Jr、タラ・サブコフたちにね。プロデューサーのノリーン・ハルパーンは、誰もが何かを抱えていると言ってくれた。クリス・レジーナやアーロン・マーティンなどスタッフのみんな、ありがとう。私はまだ病気を患っているけど、皆に希望を伝えられることを願ってる。自分自身にもね。お願いしないと、助けはないもの。最初は茫然とするかもしれないし、ずっと横になりたくもなる。だから、答えなんてない。知っての通り、眠りたいの。でも私は前向きな人間だし、なんとか人生を充実させたい。息子とも遊んであげたいの。通りを歩いたり、馬に乗ったりね」と続けた。
そして、最後にセルマはこうまとめている。「病気はあるけど、大丈夫。でも、もし私が道端で色々落としているを見たら、気兼ねなく拾うのを手伝ってね。1人だと1日中かかるもの。感謝。この困難の間も良い時間はあるかもしれないし。それにエリザベス・バークレーに超感謝。彼女の兄弟のジェイソンを紹介してくれて、MRIで検査し、この診断をしてくれたの。何年も症状があったけど、神経が危ないと頭の中を整理しようとして彼の前で転ぶまで深刻なことはなかった。多分、少なくとも15年くらいこの難病にかかっている。少なくとも知ってホッとしている。そしてシェアして。私のインスタグラムの家族。誰のことを意味しているか分かってるでしょ」
(BANG Media Internationasl)