ケイティ・ペリー、米エイズ研究基金から表彰
ケイティ・ペリー(33)は、エイズ撲滅のための募金活動や人道支援の功績が認められ、アメリカエイズ研究基金(amfAR)から勇気賞を授与された。18日にビバリーヒルズで開催された同財団のチャリティ・ガラで受賞スピーチを行ったケイティは、「LGBTQ+ファミリー」を称えるメッセージを贈るとともに、ファンが自分にとって特別な存在であると語った。
ケイティはスピーチの中でこう語っている。「エイズ感染率が平均より高いと言われるLGBTQ+ファミリーの皆さん、私は皆さんと深いつながりを感じてきましたし、信念を通す勇気ある生き方を尊敬してきました。それは私たち全員に与えられた恩恵であり、あなた方は守られ、日の目を見、祝福される価値があるのです。いつも心の中で私を気にかけ、私の声に耳を傾けてくれる皆さんに感謝します。私の心にも皆さんがいます。私たちは一心同体です」
恋人のオーランド・ブルームと同イベントに参加したケイティは、ペンテコステ派キリスト教の牧師である両親のもと、敬虔な信仰をもって育てられた幼少期を振り返りこう続けている。
「勇気ある人生を送る事が唯一、生きるに値する人生だと思っています。ご存じの方もそうでない方もいると思いますが、私は聖書を重んじる家庭で育ちましたが、その教えは疑問や好奇心の入る余地のないものでした」「例えば、私は(シリアルの)ラッキー・チャームを食べさせてもらえませんでした。ラッキーという単語は明らかに(堕天使)ルシファーと関連が近いからです。あるいは『スマーフ』を見せてもらえませんでした。スマーフが魔術を持った青い悪魔だからです。後の私がスマーフェット(の声)を演じたのは...反抗心ですね」「当時は理解していなかったかもしれませんが、周囲が絶対だという事に対して恐れずに質問したことや善悪を自分なりに再定義したことが、私個人の人生の中で、初めての勇気ある挑戦だったと思います」
ケイティはまた同イベント中に開かれたオークションで、「大好きな場所」だというディズニーランドの会員制レストラン、クラブ33で一緒にディナーを楽しむ権利を「本当に本当にリッチな人」に提供すると掲げて高額の入札を促した。
ハイディ・クルムやカテリーナ・グレアム、カルメン・エレクトラ、ブリトニー・パーマーらが出席し花を添えた今年の同ガラは、エイズ研究への募金1300万ドル(約14億6700万円)を調達し幕を閉じている。
(BANG Media Internationasl)