マック・ミラーの死因が不慮の事故であったと決定づけられた。９月７日、カリフォルニア州にある自宅で遺体で発見されたマックが、フェンタニル、コカイン、アルコールの過剰摂取によるものであるとロサンゼルス郡検視局は断定した。

　それぞれの摂取量が致死量に至っていたというよりは、それらを混合したことが死につながったと見られている。

　TMZによれば、マックは正座した状態で頭を膝に乗せた「祈りの姿勢」で意識不明になっているのをアシスタントによって発見されたと検視局の報告書に記載されていたそうで、救急車を呼んだ際にはすでに「青白く」なっていたとされている。

　死亡当時、マックの鼻梁は６ミリほどすり減り、鼻孔から出血していたことが検死で確認された。

　遺体の傍にはアルコールの空瓶が置いてあったほか、右ポケットには白い粉の残りかすが付いた丸まった２０ドル札が入っていたと言い、バスルームには処方薬の入ったボトルも発見された。

　以前の報道では、マックの遺体が発見されるまで死亡から数時間が経過していたことが明らかになっていた。サンフェルナンド・バレーにある自宅に警察と救急隊員が正午ごろに駆け付けた際、マックが死亡しているのは明らかだったと言われている。マックはその前の晩、友人たちを自宅に招いており、朝方に友人たちが去ったと考えられているものの、生きているマックを最後に目にしたと名乗り出てきた人は１人もいないと警察は発表しており、自宅内はドラッグを使用した証拠を残さないように一掃されていたとも言われている。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）