スティーヴ・マックイーン監督、次回作はミュージカル?
スティーヴ・マックイーン監督(49)は、ミュージカル映画を撮りたいそうだ。来年4月に日本公開を予定している強盗アクション映画『妻たちの落とし前』の撮り終えたばかりのマックイーン監督だが、「ハッピー」になるために今までとは異なったジャンルとしてミュージカルを手掛けたいという。
『ハンガー』『SHAME~シェイム~』『それでも夜は明ける』などで知られるマックイーン監督は英BBCのニュース番組『ザ・アンドリュー・マー・ショー』に出演し、「ミュージカルがしたいですね。ハッピーになりたいんです。ハッピーになりましょうよ」とコメントした。
マックイーン監督は、ミュージカルに関心を寄せている理由としてイギリスとアメリカは今「暗く重大な」局面を迎えており、人々には逃避する機会も必要であるためと説明した。「いま現在、暗く重大な時を迎えています。『もし』でも『しかし』でも『おそらく』でもない現実です。非常に不確かで不安定です。ブルーな気分を吹き飛ばしてハッピーな気分になる必要があると思うのです」
英ITV テレビドラマ『ウィドウズ』を原作としたマックイーンの新作映画『妻たちの落とし前』は、強盗中に死んでしまった夫達の仕事を引き継ぎ自ら強盗を企む妻たちの物語で、ヴィオラ・デイヴィス、ミッシェル・ロドリゲス、エリザベス・デビッキ、コリン・ファレル、ダニエル・カルーヤ、ロバート・デュバルなど豪華キャスト陣が名を連ねている。
(BANG Media International)