レイチェル・マクアダムス、レズシーンは解放的!?
レイチェル・マクアダムス(40)にとって新作映画「ディスオビディエンス」でのレズシーンは「解放的」な経験だったそうだ。敬虔なユダヤ教徒として育ったエスティ(マクアダムス)とレイチェル・ワイズ演じるロニットの恋愛を描いた同新作で、ヌードシーンやベッドシーンなどを披露しているマクアダムスは、撮影前は緊張していたというものの、撮影後には爽快な気分になったという。
「(あのシーンは)脚本上とても重要なものだった。私のキャラクターは文字通りかつ隠喩的にも裸になることで解放感を感じる設定になっていたから。始めるまでは少し時間が必要だったけど、結局は素晴らしい日になったの」
イギリス出身作家ナオミ・オルダーマンによる2006年のデビュー小説の映画化であるこの新作では、性的指向に対するネガティブな宗教的考えなど、重要なテーマが取り上げられているそうで、マクアダムスは「世界には色々な問題があるけど、愛する相手のことが問題になるなんて悲劇としか思えないわ」と話す。
一方で監督を務めたセバスティアン・レリオは以前、ベッドシーンに関してマクアダムスとワイズと共に念入りに動きを作り上げたと明かしていた。「とても自然なものだった。長く話し合いをしてね。あのホテルでのラブシーンは映画の核となるものだといつも思っていた。長くする必要があることも分かっていたんだ。シーンの長さは重要だった。それと同時に肌を見せることなしにエロチックな激情を描けるかもやってみたかった。それをすべて書き出して、2人に見せて、みんな納得した。肌を見せるのではなく、映画やこういった作品で見ることがほとんどないような特別な動きを見つけようとした。だからあのシーンはとても特別な感じがするんだよ」(BANG Media International)